夕暮れに出た月

きょうの夕方、勤務先のマンションの屋上から見た月

あべのハルカスと夕日の絡みの呪縛から解き放たれた。

空振り続きでも、終わったことは確かだ。

 

ということで、「さて、きょうの狙いは」と考えたとき、頭に浮かんだのが月だ。

きのうまでの3日間、帰り道を歩きながら月を見上げ、「満月に近づいているな」と思っていた。

調べたところ、満月はあすだが、きょうは夕方の明るさが残っているときに月が昇ることがわかった。

「よし、このところの西の空から方角を東に変えて、夕暮れに出た月を狙おう」と思い、仕事を早めに切り上げて、勤務先のマンションの屋上に向かった。

生駒山地から昇る月が狙いだったが、雲に阻まれた。雲の上に月が出たのは、月の出の時刻(きょうは午後4時42分)から15分ほど経過したころだった

雲に挟まれる形で、月が浮かんだ

少し時間が経過し、空と雲の一部が赤くなった

生駒山地の上の空が赤く染まった。やがて北から雲が流れてきて、魔の手のような形で月を覆った。寒さが厳しく、「これで終わりにして、どこかで温まろう」と屋上から下りた