冷から熱へ

きのうの中村食堂界隈

きのうの仕事が終わり、西成まで戻ってから中村食堂へ行った。

12月がスタートし、寒さも本格的になってきた。

そうなると、体が温まる酒と料理がほしくなる。

そんなときに中村食堂はもってこいだ。

と思ったが…。

 

店に入って壁に貼られたメニューを見たら、「おっ」と思う料理があった。

それに引かれて、冷たい料理と冷たい酒で始めた。

 

その後、「やっぱり温まらなきゃ」と、熱い料理と熱い酒に移行した。

きのうは冷から熱への流れになった。

「おっ」と思ったメニューはこれ。「サゴシ生ずし」(税込み350円)だ。「サゴシ」は出世魚であるサワラの出世前の名前だ。「生ずし」は魚を酢で締めたもの。サワラは「鰆」と書くように、春が旬とされているが、脂が乗る冬も旬らしい。確かにこの生ずしも深みのある味でうまかった

酒は手っ取り早く酔おうと、アルコール分9パーセントの「缶チューハイ」(税込み250円)にした

冷から熱へ切り替えた料理は「湯豆腐」(税込み200円)だった。半分ほど食べて撮影していないのに気付き、慌てて撮った。熱々で値段も安く、体と懐に温かい

酒も「日本酒(熱かん)」(税込み300円)にした。「冬はやっぱり熱かんだね」と思った

締めは「かやくごはん(中)」(税込み200円)を注文した。中村食堂で味のついたごはんを見るのは初めてのような気がしたので、おばさんに聞いた。すると「私、ごはん物好きやねん。私が食べたいと思うて作ったんよ。これからもちょくちょく出すからよろしくね」という返答だった。望むところだ