きのうの仕事帰りに、四天王寺へ行った。
ちょっとした用があって天王寺へ行かなければならず、真っすぐ行くのもつまらないなと思い、夕暮れの四天王寺を見に行くことにした。
きのうの午後は怪しげな天気で、あわよくば四天王寺の象徴である五重塔の上に虹がかかるのではないかと思っていた。
行ってみると、怪しげな天気はすでに終了しており、青空が広がっていた。
虹は望むべくもなく、せめて夕焼けをと思ったが、染まっていたのは西ではなく東の空だった。
こんなとき五重塔は対応しやすく、東の空が見える場所に回り込んだ。
すると赤い羽を広げたような五重塔が姿を現した。