ほんのり赤い通天閣そして…

けさの通天閣

きのうの夜、天気予報を見たところ、きょうから10日ほど雨のマークが並んでいた。

「猛烈に暑い夏も、ようやく息切れしてきたな」と思った。

そして、「晴れ間が少なくなるなら、その前にあすの朝ひと勝負するか」と、いつもの高速道路の高架下からあべのハルカスを狙うつもりだった。

しかし…。

 

けさ目が覚めて時計を見たら、日の出の時刻の25分ほど前だった。

不覚にも寝過ごしてしまった。

で、天気を確認しようと外を見ると、通天閣の周辺がほんのりと赤く染まっていた。

「けさは雲が少ない。色気のある朝焼けにはならなかったんじゃないか」と、自分の失態をごまかして、狙いを通天閣に変え、ベランダに出た。

雲のない通天閣の周辺は変化に乏しく、撮るのをためらっていた。そうこうするうちに朝日が差してきた

街の一部に朝の光が強く差し込んできて、光と影のコントラストが鮮やかに描かれた

そして、通天閣方面の変化が乏しいとき、ふと南の方に目を向けたら雲が赤く染まっていた。

それを見て「この様子だと、東の空はきれいに染まっていたかもしれないな。逃した魚は大きいか」と思いながら、雲にカメラを向けた。

南の方に浮かんだ雲。空間が狭い上に建物が間近に迫っているので、街を入れ込むことができない

上空には満月を過ぎた月がぽっかりと浮かんでいた