大阪はきのう、きょうと梅雨が明けたかのような猛烈な暑さとなった。
日差しもさんさんと降り注ぎ、日なたでは「勘弁してくれよ」と言いたくなるくらいだった。
ところが…。
きょうの昼すぎに近くの路地を通ったとき、たらいのような容器で飼われているカメを見た。
普段は水に潜っていたり、水面から頭だけ出していたりすることが多いのに、猛烈な暑さをものともせず、日差しを体いっぱいに浴びようと、甲羅から頭や足を伸ばしていた。
カメは変温動物で、甲羅干しをして体を温めると聞いたことはあるが、こんな日差しの下でも平気だなんて…。
いや、平気というより、強烈な日差しは大歓迎といった様子で、「生き物はさまざまだな」としみじみ思った。