あっぱれ!サイゼリヤ

きのうの仕事帰りに行った「サイゼリヤ

昨今の値上げラッシュで、私が時々行く地下鉄の長田駅に近い「なか卯」でも、よく注文するメニューの値段が高くなった。

「このご時世だから仕方ない」と思いながら、「そういえば、サイゼリヤは値上げしない方針らしいな」と、ちょっと前に見たニュースを思い出した。

 

なにはともあれ、生活にゆとりのない私にとって、ものの値段は安いに越したことはない。

サイゼリヤの心意気を感じてやろうじゃないか」と、きのうの仕事帰りになか卯の近くにある店へ行った。

テーマは至ってシンプルで、「1000円でどれだけ飲み食いできるか」だった。

まずは一杯と、「デカンタ小(赤)」(税込み200円)を注文した。当然、以前と同じ値段だった

つまみは「ポップコーンシュリンプ」(税込み300円)にした。ここまでで1000円の半分を使い、酒は終わりにした

イタリアンの店ならスパゲティははずせないと思い、「ペペロンチーノ」(税込み300円)で締めにした

このところ大食いの癖がついてきて、スパゲティだけでは足りないと考え、「プチフォッカ」(税込み150円)も加えた。ふわふわで香ばしく、腹も満たされた

で、払いは950円になった。

酒と料理を合わせて4品頼み、1000円札を出しておつりがきた。

 

値上げしないことで、サイゼリヤの安さがこれまで以上に際立っているようで、私が帰るころには店内はほぼ満席状態だった。

サイゼリヤの価格維持には、日本人の慢性的な安値思考脱却を阻むという声があるのも事実で、私もそう思う。

しかし、私にとってサイゼリヤはありがたい存在で、「あっぱれ!サイゼリヤ」と拍手を送りたい。