苦労はしのばれるが…

きのうの仕事帰りに行った「なか卯

きのうの仕事帰りに、地下鉄の長田駅に近い「なか卯」へ行った。

給料が出たばかりではあったが、節約を忘れてはいけないと、牛丼だけをシンプルに食べて帰ろうと思っていた。

しかし…。

 

券売機で「和風牛丼」を探したら見つからない。

いったん店を出て、スマホで調べたところ、今年の4月に「牛すき丼」を発売し、和風牛丼は販売終了としたことがわかった。

「え~っ」と声が出そうなくらい驚いた。

道理で店の前のポスターに「牛すき丼」が掲載されているわけだ。

 

そのまま帰ってスーパー玉出へ行こうかとも思ったが、なか卯の言い分も聞いてやろうじゃないかと、店内に戻って「牛すき丼」を注文した。

「和風牛丼」は税込み490円で、「牛すき丼」は税込み530円。

このところの値上げラッシュに対応したものであることは間違いない。

ほかの牛丼チェーンがメニューを変えずに値段を上げたのに対抗して、メニューを変えたものと思われた。

 

実際に食べてみると「牛すき丼」は思った以上にうまく、「値段がもう少し安ければ」といったところだった。

苦労はしのばれるが、「この店に行くのは朝だけでいいかな」と思った。

なか卯の「牛すき丼」。「和風牛丼」と比べると、牛肉の量が減り、その分、野菜と大きな麩が加わったように見える。それじゃ客はついてこないだろうと思ったが…

「牛すき丼」の食券。やはり500円を超えるか超えないかの差は大きい

なか卯のこだわりの「香りとうがらし」をたっぷり振りかけて食べた。この唐辛子のおかげで味がワンランクアップしたように感じた