きのうの朝、天気予報を見たところ、好天が続くのは昼すぎまでで、その後は曇りになると出ていた。
「それなら朝のうちにひと頑張りするか」と思い、普段より1時間近く早く家を出て、天王寺公園へ向かった。
狙いは鳥。
緑に包まれた天王寺公園なら、野鳥の1羽や2羽は見つかるだろうと思っていた。
しかし、ゴールデンウイークに行ったときと同様に、目につく鳥はスズメ、カラス、ハト、それにアオサギだけだった。
そして…。
苦し紛れに茶臼山まで足を延ばしたところ、麓の木の切り株に1羽のアオサギが止まっていた。
アオサギは高い場所からあたりを見回し、その堂々たる態度は、「茶臼山の主(ぬし)」といった貫録を感じさせた。
結局、撮影したのはその1羽だけだった。