
堺筋本町駅の地下街にある居酒屋「春夏冬」
先週の火曜日の仕事帰りに、地下鉄の堺筋本町駅の地下街に寄った。
そのとき居酒屋「春夏冬」という風変わりな名前の店に入った。
これがなかなか面白い店で、すぐにアップしたかったのだが、その日の夜にスマホのバッテリーがへたってしまい作業ができなかった。
すったもんだはありながらもバッテリーを交換し、ようやく写真が日の目を見ることになった。
店名は「春夏秋冬」の「秋」がないので、「あきない」と読む。
それだけで「なんじゃ、それ」と思ってしまう。
飲んだ酒は「電気ブラン」、これも「なんじゃ、それ」なのだが、本家本元である東京浅草の「神谷バー」で飲んだことがあるので、懐かしさが先に立った。
客も次々に入ってきて、「まん防」下の大阪市内とは思えず、「なんじゃ、それ」。
極めつきはつまみで、そのほとんどが安く、メニューを見た途端に「なんじゃ、それ」となった。
「なんじゃ、それ」連発の店で、通いたくなった。

入り口の脇にぶら下がっていた「電気ブラン」のちょうちん。これに吸い寄せられるようにして店に入った

店は洋風のバーのような造りになっている。客が多く、座席の部分は撮れなかった

まずは「電気ブラン」(税抜き280円)を注文する。電気ブランはブランデーベースのカクテルのことで、この店では炭酸割りになっていた。ウイスキーのハイボールと比べると、味がまろやかで深いと思った。これを1杯飲んで帰ろうと思っていたが、絶妙なタイミングで「お代わりはいかがですか」と聞かれ、「はい、お願いします」と答えてしまった

つまみとごはんものは、すべて税抜き160円のものを頼んだつもりが、あとで調べてみると180円のものが交じっていた。まずは「ポテトサラダ」(税抜き160円)から。つきだしのような量で少しがっかりしたが、この値段なら仕方ないか

続いて、これも税抜き160円の「きんぴらごぼう」。見た目は「きんぴられんこん」だが

これが税抜き180円のつまみ「アジフライ」だ

締めは「ごはん」と「具だくさんのみそ汁」で、ともに税抜き160円。懐がそれほど痛まず、満足するまで飲み食いすることができた