ぶらっと中央線沿線その10 「なんじゃ、それ」連発の店

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堺筋本町駅の地下街にある居酒屋「春夏冬」

先週の火曜日の仕事帰りに、地下鉄の堺筋本町駅の地下街に寄った。

そのとき居酒屋「春夏冬」という風変わりな名前の店に入った。

これがなかなか面白い店で、すぐにアップしたかったのだが、その日の夜にスマホのバッテリーがへたってしまい作業ができなかった。

すったもんだはありながらもバッテリーを交換し、ようやく写真が日の目を見ることになった。

 

店名は「春夏秋冬」の「秋」がないので、「あきない」と読む。

それだけで「なんじゃ、それ」と思ってしまう。

飲んだ酒は「電気ブラン」、これも「なんじゃ、それ」なのだが、本家本元である東京浅草の「神谷バー」で飲んだことがあるので、懐かしさが先に立った。

客も次々に入ってきて、「まん防」下の大阪市内とは思えず、「なんじゃ、それ」。

極めつきはつまみで、そのほとんどが安く、メニューを見た途端に「なんじゃ、それ」となった。

「なんじゃ、それ」連発の店で、通いたくなった。

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入り口の脇にぶら下がっていた「電気ブラン」のちょうちん。これに吸い寄せられるようにして店に入った

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店は洋風のバーのような造りになっている。客が多く、座席の部分は撮れなかった

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まずは「電気ブラン」(税抜き280円)を注文する。電気ブランはブランデーベースのカクテルのことで、この店では炭酸割りになっていた。ウイスキーハイボールと比べると、味がまろやかで深いと思った。これを1杯飲んで帰ろうと思っていたが、絶妙なタイミングで「お代わりはいかがですか」と聞かれ、「はい、お願いします」と答えてしまった

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つまみとごはんものは、すべて税抜き160円のものを頼んだつもりが、あとで調べてみると180円のものが交じっていた。まずは「ポテトサラダ」(税抜き160円)から。つきだしのような量で少しがっかりしたが、この値段なら仕方ないか

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続いて、これも税抜き160円の「きんぴらごぼう」。見た目は「きんぴられんこん」だが

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これが税抜き180円のつまみ「アジフライ」だ

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締めは「ごはん」と「具だくさんのみそ汁」で、ともに税抜き160円。懐がそれほど痛まず、満足するまで飲み食いすることができた