こら、看板を無視するんじゃない!

きのう京都の石峰寺へ行く途中、電車の乗り換えのついでに、京都有数の飲食店街である先斗町を少しだけ歩いた。

路地を通って通りに入ろうとしたら、酒のケースを載せた台車が置いてあった。

なんとなく、営業前の盛り場のゆったりとした時の流れ感じた。

 

ところが、台車の前を見ると、「台車での通行お断り」の看板があった。

「こら、看板を無視するんじゃない」と思ったが、通行お断りは夜の話だろう。

台車を押していたのは若者で、店を回って丁寧にあいさつをし、商品を届けていた。

ただそれだけのことなのだが、夜の盛り場の舞台裏を見たような気がした。

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路地に置かれていた台車

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無視された看板