2020-09-02 ぶらっと天神橋筋その40 行き着いたのは「いづみや」 2日遅れとなった「ぶらっと天神橋筋」、先週食べようとして思わぬ肩すかしを食らった「定食」を、きょうはどうしても食べたかった。 地下鉄の南森町駅から商店街を北に向かって歩き、定食が食べられる店を探した。 いい店がなかなか見つからない。 天ぷらや焼き肉の店にはあるのだが、値段が1000円をかなり超えると二の足を踏んでしまう。 で、結局、行き着いたのは半年ほど前にカツ丼を食べた昔ながらの食堂「いづみや」だった。 年を取ったせいか、「昔ながら」に心がくすぐられる。 「いづみや」。う~ん、いいたたずまいだ 店内も昔ながらの趣で、落ち着ける 店の奥に掲げられていたメニュー。前回は左上の「大阪万博」の記念プレートで、店の大将と話が盛り上がった まあ1杯くらいはいいだろうと、「日本酒(冷や)」(税込み400円)を頼む。「乾き物」が無造作につまみとして付いてくるのが、いかにも庶民的だ 待ちに待った「定食」。安めのものをと「豚しょうが焼き定食」(税込み780円)にした 主役は当然、しょうが焼きだ。その味もさることながら、付け合せのスパゲティが泣かせる。これでビールの1杯くらいは軽く飲めてしまいそうだ 定食にこだわった理由の1つは、うまいみそ汁を飲みたいという思いだった。ところが出てきたのは「お吸い物」。しかし、見た目はインスタントとさして変わらないこのお吸い物がなかなかの優れものだった