桜の最後の輝き

きのうの朝、東大阪市役所に近い通りで見た桜の花

桜の季節が終わり、東大阪市役所に近い並木もすっかり葉桜になった。

と思いながら、きのうの朝、桜の木の下を歩いていると…。

 

木の幹から直接咲く胴吹き桜がわずかに残っていた。

黒い幹を背景にして、緑の葉に囲まれながら、淡いピンクの花が風に揺れていた。

「桜の最後の輝きだな」と思いながら、足を止めて撮影した。

桜の木を見上げた。けさ、この桜の花を見たら、花自体は残っていたものの、花びらが数枚落ちていた。きのうの朝は最後の輝きそのものだったようだ

 

予想された事態とはいえ…

けさ、阪急京都線高槻市駅の近くで見た風景

きのうの昼すぎ、京都の友人から連絡があり、高槻で一杯やることになった。

前回、高槻で飲んだ際には、調子に乗って京都まで足を延ばして泊まり、相当な出費となった。

きのうは「前回のてつを踏んではいけない。しかし、俺だからなあ…」と思っていた。

 

で、結果は高槻泊まり。

予想された事態とはいえ、同じてつを踏んでしまった。

 

そして、けさ。

宿の代わりにしたネットカフェを早めに出て、駅に向かった。

朝の高槻の街を見るのは初めてで、天気も上々だったので、「せっかくだからスマホで撮るか」と目についた風景にカメラを向けた。

ネットカフェから出ようとしたら、こんな光景が目の前にあった

コインパーキング越しの街並み

阪急の線路脇に出た。早朝の人通りの少ない歩道を若者が足早に通り過ぎていった

線路脇のラーメン店に、この季節らしいちょうちんが下がっていた

 

遅かりし又三郎

きのうの夕方、東大阪市役所の北にある公園の桜の木に登った又三郎

きのうの仕事帰りに、東大阪市役所の北にある公園へ行った。

又三郎とツツジまたは八重桜の絡みが狙いだった。

行ってみると、又三郎はコンクリートのベンチに寝そべっていた。

後ろにツツジがあったので撮ろうとしたら、ベンチから下りて歩き出した。

どこへ行くのかと見ていると、桜の木の下で立ち止まり、木を見上げてから一気に登った。

 

桜が花盛りのときは、毎日のように又三郎を探し、「桜の木に登ってくれないかな」と思っていた。

しかし、又三郎が公園を歩き回ることはあっても、木に登ることはなかった。

それなのに、花が散って葉桜になってから登るとは…。

木に登ってくつろぐ又三郎を見て、歌舞伎の「遅かりし由良之助」のせりふが頭に浮かび、「遅かりし又三郎」と声を掛けたくなった。

桜の木の下に移動し、スマホを使って又三郎を見上げた。私がすぐ近くにいるのに、又三郎は大あくびをした

 

強烈な黄砂

きのうの夕方、勤務先のマンションの屋上から見た生駒山方面

きのうの朝、天気予報を見たところ、黄砂が飛来すると出ていた。

「黄砂といっても生活に支障があるわけじゃない。そう騒ぐ話でもあるまい」と高をくくっていたが…。

 

昼前に勤務先のマンションの屋上でちょっとした作業をした。

そのときに見た生駒山方面は、明らかに黄砂の影響が見られたが、「ぼんやりとした風景は春らしくていいな」という程度だった。

 

しかし、同じ作業を夕方にした際に見ると、生駒山が黄色くかすみ、空気がほこりに汚染されているように感じた。

強烈な黄砂で、「この空気の中に長くいると体に悪いんじゃないか」と思うくらいだった。

昼前に見た生駒山方面。「きょうはこれくらいにしといてやるわ」と手加減してほしかった

 

下を向いて歩こう

きのうの出勤の途中で見たタンポポ

きのうの出勤の途中で、地下鉄の長田駅に近い公園に寄った。

この公園にも桜が数本植えられているが、葉桜といっていい状態になっていた。

桜を素通りして公園の中を歩き、ふと下を見ると、タンポポの花と綿帽子があった。

緑の公園に点在するタンポポを見て、「このところ桜ばかり追いかけて、小さな花に目を向けていなかったな。春らしい花は地面の上にたくさんある。坂本九の大ヒット曲は『上を向いて歩こう』だけど、春は『下を向いて歩こう』だな」と思った。

タンポポの綿帽子

タンポポの花。緑の中で黄色が映えている

 

何が起きているんだ

きのうの夕方、勤務先のマンションの屋上から大阪市中心市街地を見た

きのうの仕事が終わろうかというころ、予期せぬ雨が降ってきた。

その雨が上がってから勤務先のマンションの屋上へ上がり、ちょっとした作業をした。

 

東の空に虹のかけらが残っていた。

「なぜ雨の最中に上がらなかったんだ」と思い、夕日が差している大阪市中心部の高層ビル街を見ると、雨が降っているようでもあり、黄砂かスモッグに覆われているようでもありといった状況だった。

いずれこちらがあの状況になると考え、仕事が終わってから再び屋上に向かった。

しかし、状況はまったく変わっておらず、もやがかかったような高層ビル街を「あそこでは何が起きているんだ」と思いながら撮影した。

少し南に目を向けると、白と黒の雲が絡み合って、「いつのまにあんなに高い山が」と思うような光景になっていた

夕日が雲に隠れると、はっきりとした光芒が広がった

 

なかなか上達しない

きのうの昼前、勤務先のマンションに飛来したアゲハチョウ

きのうも勤務先のマンションでチョウを追いかけた。

少し前にやって味を占めた運頼みのスマホでの撮影だ。

注意点は2つだけ。

チョウを大きく撮ることと、ピントをチョウに合わせることだ。

これが相反する課題で、大きく撮ろうと近寄るとピントが合いにくくなる。

時間をかければなんとかなりそうだが、仕事中なので割ける時間は10分が限度だ。

結局、前回と同じような写真しか撮れず、「なかなか上達しない」と画像を確認しながら思った。

最初の写真のアゲハチョウですら大きく撮れないのだから、モンシロチョウはさらに厳しい

このモンシロチョウは多少なりとも大きく撮れたが、ピントが甘くなった