堺を守る「堀」でチン電撮影

けさは晴れているんだか曇っているんだかよくわからない空で、出かけても空振りに終わりそうだった。
それでも行くならどこか。
しばらく考えて、堺市を流れる土居川でチン電を撮影することにした。
土居川は自然の川ではなく、15世紀から16世紀にかけて日本一の貿易港として栄えた堺の街を守るために造られた堀だ。
そのため、この川は実際のところほとんど流れない。
水面が穏やかで、チン電が橋を通るとその影が映る。
けさも天気はいまひとつだったが、ほぼ意図した通りの写真が撮れた。
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日の出(きょうは午前646分)の15分ほど前。東の空に雲がかかっていることもあり、まだ夜といえる状況だ
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上の写真から7分が経過。東の空が染まり始め、朝が来たことを実感させた
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日の出から10分ほど経過した。太陽が顔を出すまでにはまだしばらく時間がかかるが、空の色が徐々に濃くなってきた