あながち捨てたものでも

きょうの夕方、阪堺電車今池駅付近を走るチン電

きのうの昼に見た天気予報では、きょうは午後から曇りの予想だった。

ということで、きのうの仕事帰りに大和川へ行った。

しかし、きょうの天気予報はいつのまにか晴れになっていた。

「まあ、予報はあくまで予報だから」と思いながら、きょうは朝から部屋でごろごろしていた。

 

夕方になって外を見たら、厚い雲が広がっていた。

それでも「今池駅の近くで、チン電だけでも」と、いつもの場所へ行った。

西の空の雲は晴れる気配がなく、チン電のシルエットを狙える状況ではなかった。

そんな状況でも帰るに帰れず、粘るだけは粘ろうと、日の入りの時刻が近づくまでいたら、雲が意外な表情を見せてくれた。

「こんな空もあながち捨てたものでもないな」と思いながら、チン電を撮り続けた。

スタンバイしたのは、日の入りの時刻(きょうは午後7時2分)の50分ほど前だった。最初にやって来たチン電の背後の空はこんな具合。「俺は何をしにここへ来たんだ」と少し悔やんだ

空が怪しげな雰囲気になり、「これはこれでありだな」と思った

冒頭の写真のチン電がレトロな「モ501形」で、赤い車体が印象的な502だった。「駅でまっとうに撮ろう」と、今池駅のホームの端から狙った