猫の勢力争い

きのうの朝、新世界の空き地にいた「花ちゃん」

きのうの朝、新世界へ行き、梅らしき花を撮ったあと、周辺をさらに歩いた。

数匹の猫が面倒を見てもらっているラブホテルの近くの空き地に差し掛かったとき、「フーッ」という猫の鳴き声が聞こえた。

何かなと思ってフェンスの隙間から中をのぞくと、白黒と茶トラの2匹の猫がにらみ合っていた。

白黒の猫が茶トラの猫をいじめているように見えたので、「こら、けんかするんじゃない」としかりながら、フェンスをゆすって音を出して、白黒の猫を追い払った。

その猫は少し離れた場所から茶トラの猫に目を光らせていた。

 

よく見るとそれは私が「花ちゃん」と呼んでいる顔なじみの猫だった。

その後、茶トラの猫は喉を鳴らして威嚇を続け、花ちゃんは心細くなったのか近くの黒猫に援軍を頼んだ。

2匹対1匹の緊張関係はしばらく続き、「猫の勢力争いだな。猫の世界もみんな仲良くってわけにはいかないんだな」と思った。

花ちゃんと黒猫。このあと連れだって建物の近くに移動し、そこから茶トラの猫を見ていた

茶トラの猫は、雑草の茂みの中に身を隠しながら、しきりに喉を鳴らして威嚇していた