けさ、ちょっとした用があって外に出たついでに、松乃木大明神へ行った。
家の近くで済ませられる用だったので、ついでの方がはるかに手間がかかったが。
けさはけっこう涼しく、真夏と同じ服装だったので少し肌寒く感じた。
松乃木大明神へ行って境内を見回したところ、猫の姿はなかった。
「あれ、これくらいの陽気なら、祠に猫がいてもよさそうなもんだが」と思い、神社の脇の路地へ行ったら、にいやんが給湯器の室外機の上にいた。
にいやんはそこで丸くなって眠っていた。
猫が丸くなるのは当たり前だが、夏場はでれっと手足を伸ばして眠っていることが多かった。
「暑さ寒さも彼岸までとはよくいったもんだ」と思いながら、にいやんを起こさないように、こそこそとカメラを向けた。