狙いを広げて絞ると

安治川の河畔を走るJRの特急「はるか」

きのうの夕方、安治川の河畔から阪神なんば線の鉄橋を撮影した。

その場所は1週間前にJR大阪環状線の鉄橋を撮影したポイントのほんの少し上流で、沈む夕日が私の背中を照らした。

夕日はきれいで、「おい、きょうはこっちにあいさつなしかよ」と言われているような気がした。

 

そこで、阪神なんば線の鉄橋に差す夕日が弱くなったところで、狙いを安治川河畔の高架になった線路に変えた。

そして、前回の轍を踏まないように、対象を「はるか」と「くろしお」の2つの特急列車に限定することにした。

安治川に行くに当たって、「きょうは電車のシルエットなしだ」と思っていたが、狙いを広げ、通常の電車を見送ることで狙いを絞った。

夕日が家並みの向こうに姿を隠したころ、特急「くろしお」がやって来た

「ここが河畔だということを忘れちゃいけない」と思い、撮り方を変えた。日の入りの時刻(きのうは午後6時55分)を少し過ぎたころで、空が柔らかく染まっていた