西一はやっぱり西一だ

きょうの昼前、雨の松乃木大明神にいた西一

きょうの昼前、スーパー玉出へ買い物に行った。

朝からの雨が降り続いていた。

松乃木大明神の猫はどうしているかと思い行ってみた。

鳥居の脇に白黒の猫が、薬師如来の祠ににいやんがいた。

「う~ん、そのポジションだと撮る気にならないな」と思い、境内を出ようとしたら、西一が駆け足でやって来た。

 

西一は鳥居に近い木の下で立ち止まった。

そこはかつてのお気に入りの場所である井戸のすぐそばだった。

雨の降りはそれほどではなかったものの、西一は木の下で落ちてくる雨をものともせずじっとしていた。

西一の名は、境内の西の方で幅を利かす猫という意味でつけたが、最近は2つの祠も勝手気ままに使い、「西一は改名しないといけないな」と思っていた。

しかし、雨に濡れながら西の方にいる姿を見て、「西一はやっぱり西一だ」と思った。

「雨の中で何やってんだよ」と言いたげな目でこちらを見た。私も「雨の中で何やってんだよ。松乃木大明神の祠が空いているぞ」と目で訴えた