きのうの雨の吉野詣で、最後に行ったのが「奥千本」だった。
ここはその名の通り奥まった場所にあり、わかりにくく、行くのも骨が折れる。
雨が降り続いたきのうは、途中の道で「ここから落ちるとただじゃ済まないぞ」と何度も思った。
しかし、そんな思いをして行っただけの価値はあった。
上千本までの桜が盛りを過ぎているのに対し、奥千本の桜は満開で、「ようやくたどり着いたぞ」と思いながら撮影した。
結局、きのうは中千本から奥千本まで歩き続けた。
その途中にある「吉野水分(みくまり)神社」では、境内の見事なしだれ桜が、疲れを癒やしてくれた。