きのうの仕事帰りに、中村食堂へ行った。
サッカーワールドカップカタール大会での日本の戦いに一喜一憂し、勝利を収めると中村食堂で祝杯を挙げてきた。
そんな日本の戦いも終わり、この際だからと、中村食堂で一杯やりながらW杯に改めて思いをはせた。
サッカーワールドカップカタール大会はまだ終わっていない。
けさまでに準々決勝の4試合が終わり、ベスト4が出そろった。
優勝候補のフランスとアルゼンチンは、ともにグループステージで1敗を喫しながらも、順当な勝ち上がりといっていい。
特にフランスは準々決勝で優勝候補の一角といわれたイングランドを下したのが大きい。
クロアチアは前回の準優勝国なので、順当といえなくもないが、前評判は決して高くはなかった。
グループステージ3試合、ノックアウトステージ2試合を合わせた5試合のうち、勝ったのは1試合だけ(PK戦は記録上引き分け)。
前回大会から続く延長戦、PK戦の強さは驚異的だ。
そして世界を驚かせたのが、モロッコのベスト4進出だ。
私はモロッコの選手の名を1人も知らない。
そんなチームがグループステージを首位で通過し、ノックアウトステージでスペイン、ポルトガルという強豪国を下した。
私は「おみそれしました」と言うほかない。
さあ、これから準決勝、決勝と続き、クライマックスを迎える。
順当ならフランスとアルゼンチンが勝ち進み、60年ぶりとなる連覇をフランスが達成するか、メッシ悲願の優勝かとなるだろう。
しかし、ここまでの流れを見ると、クロアチアとモロッコの決勝だって十分に考えられる。
モロッコが優勝したりすると、私は言うべき言葉が見当たらない。
ワールドカップは4年に1度のスポーツの祭典だ。
その最後の1週間を楽しみたい。