中村食堂でW杯に思いをはせる

きのうの中村食堂の赤ちょうちん

きのうの仕事帰りに、中村食堂へ行った。

サッカーワールドカップカタール大会での日本の戦いに一喜一憂し、勝利を収めると中村食堂で祝杯を挙げてきた。

そんな日本の戦いも終わり、この際だからと、中村食堂で一杯やりながらW杯に改めて思いをはせた。

まずは夢を見させてくれた日本代表に敬意を表し、「日本酒(冷や)」(税込み300円)を飲んだ

つまみも日本的なものをと、「カンパチ煮」(税込み150円)を注文した。カンパチは高級魚だと思っているので、おばさんに「150円って安くない?」と聞くと、「切り身が小さいからね」と言われた。出てきたのは確かに小さな切り身で、おばんさんに「最近は魚も値上がりしてね」と言われ、現実に引き戻された

日本的なつまみをもう一品。「なすび煮物」(税込み200円)は量もなかなかでうまかった

酒の続きは日本的なものを離れ、「トリスハイボール」(税込み300円)を冷蔵庫から取り出した

日本的なつまみに戻り、「湯豆腐」(税込み200円)を注文した。ここ数日、寒さはそれほど厳しくないが、この季節にはぴったりの料理だ。値段も安い

しこたま飲み食いしたあと、締めとして「野菜雑炊」(税込み400円)を食べた。熱々の料理を2つ食べて、体もじんわりと温まった

サッカーワールドカップカタール大会はまだ終わっていない。

けさまでに準々決勝の4試合が終わり、ベスト4が出そろった。

優勝候補のフランスとアルゼンチンは、ともにグループステージで1敗を喫しながらも、順当な勝ち上がりといっていい。

特にフランスは準々決勝で優勝候補の一角といわれたイングランドを下したのが大きい。

クロアチアは前回の準優勝国なので、順当といえなくもないが、前評判は決して高くはなかった。

グループステージ3試合、ノックアウトステージ2試合を合わせた5試合のうち、勝ったのは1試合だけ(PK戦は記録上引き分け)。

前回大会から続く延長戦、PK戦の強さは驚異的だ。

そして世界を驚かせたのが、モロッコのベスト4進出だ。

私はモロッコの選手の名を1人も知らない。

そんなチームがグループステージを首位で通過し、ノックアウトステージでスペイン、ポルトガルという強豪国を下した。

私は「おみそれしました」と言うほかない。

 

さあ、これから準決勝、決勝と続き、クライマックスを迎える。

順当ならフランスとアルゼンチンが勝ち進み、60年ぶりとなる連覇をフランスが達成するか、メッシ悲願の優勝かとなるだろう。

しかし、ここまでの流れを見ると、クロアチアとモロッコの決勝だって十分に考えられる。

ロッコが優勝したりすると、私は言うべき言葉が見当たらない。

ワールドカップは4年に1度のスポーツの祭典だ。

その最後の1週間を楽しみたい。