きのうの仕事帰りに、東大阪市役所の北にある公園へ行った。
勤務先のマンションの住民さんが散歩の途中で通りかかり、ちょっとあいさつのつもりが長い立ち話になった。
別れ際にその住民さんが、「私はこの桜と赤い花の取り合わせが好きでね。赤い花はツツジかな」と言った。
そこは公園で最も大きな桜の木のそばで、満開の桜の下に真っ赤な花が咲いていた。
公園に行ったときはどんよりとした曇り空で、「桜を撮らなくちゃいけないけど、また次の機会だな」と思っていたが、住民さんの言葉を聞いて撮りたくなった。
で、なかなかうまく撮れず、時間を取られているうちに日が暮れ、街灯がともった。
すると桜と赤い花がくっきりと浮かび上がり、そこはピンクと赤が共演する舞台となった。
私は観客として見応えのある舞台を堪能した。