朝の吉野家は✖

きのうの朝、地下鉄の恵美須町駅に近い吉野家へ行った

きのうの朝、新世界へ行ったのは朝めしを食べるためだった。

とりあえずと、いつものジャンジャン横丁の立ち食いそば「松屋」へ行ったら、開店直後で客が数人待っていた。

それならと、同じ店名の牛丼の「松屋」へ行ったところ、券売機の前に人の列ができていた。

「朝から混み合ったところは嫌だな」と思い、大通りを少し北に歩いて、地下鉄の恵美須町駅に近い「吉野家」へ行った。

ところが…。

 

店に入ってメニューを見ると、朝のセットが思いのほか高い。

最も安い「納豆定食」でも税込みで400円を超える。

おまけに外税の表示で、値段がわかりにくい。

結局、せっかくの吉野家だからと牛丼のセットを頼んだが、細か過ぎるメニューの設定で、思ったように注文できなかった。

「朝の吉野家は✖だな」と苦々しい思いをしながら、久しぶりの牛丼をかき込んだ。

注文したのは「朝牛セット」(税込み552円)だった。基本のセットは牛丼が小盛で、並盛だと30円(税込み33円)プラスになる。「朝だからといって、基本が小盛ってあり得んだろう」と思った。そして、メニューの写真に生卵があったので、小鉢として「お新香」を頼んだが、生卵は小鉢の選択肢の一つだった。「なんだかぼったくられた気分だぜ」とちょっとした怒りがこみ上げてきた

生卵がないので、唐辛子を振りかけ、紅しょうがを多めに載せて食べた。牛丼チェーンが朝のメニューに力を入れている中で、「吉野家は朝の戦線から離脱だな」と感じた