夏は夕涼み

木造アパートの玄関先にいた猫

きのうの仕事帰りに西成の商店街を歩き、木造アパートの前を通りかかった。

「猫はどうしているかな」と思って見ると、玄関先に姉妹の猫のうちの一匹がいた。

きのうは午後から徐々に天気が回復し、からっとした気持ちのいい夕暮れとなった。

猫は悠然とたたずんでいて、「夏はここでの夕涼みに限るね」と言っているかのようだった。

建物に沿ってこそこそと近づいた。猫は私をほとんど気にせず、通りの方をじっと見ていた