きのうの仕事帰りに、東大阪市役所の北にある公園へ行った。
「本格的な夏も近いな」と思わせる暑い一日だったが、夕暮れ時はかなり過ごしやすくなっていた。
石碑の上に又三郎がいた。
又三郎は「寝相が悪いぞ」と声を掛けたくなるような格好で、気持ちよさそうに眠っていた。
しばらくすると、面倒を見てくれるおばあさんがやって来て、又三郎は石碑から下りて餌にありついた。
その後、また石碑に上がり、ひとしきり毛づくろいをし、再び猫らしくない格好で眠り始めた。
又三郎の警戒心の薄い動きを見て、穏やかな時の流れを感じた。