狙いは満月一点張り

けさ、西の空に浮かんだ月

きのうの夜、天気予報を見たら、けさは晴れの予想だった。

きのうは満月、月と木星の接近はけさも続いているはずで、「西の空がわずかに赤く染まったときの2つの星を狙おう」と思った。

しかし…。

 

目が覚めると朝の6時半で、出発の予定時刻を30分オーバーしていた。

「もう月はいいか」と諦めかけたところで思い直し、「見るだけは見よう」と上町断層の上に向かった。

空は明るくなっていて、月は見えていたが木星の位置は確認できなかった。

そのうちに西の空がほんのりと赤く染まり、「狙いは満月一点張りだ」と、時間にせかされながら撮影した。

スタンバイしたのは、日の出の時刻(きょうは午前6時58分)の10分ほど前だった。それから5分ほどたったころ、西の空が赤く染まった

月は空ほど赤くはならなかった。この月は満月だが、きのうの朝の月とほとんど変わらない

やがて雲がまだらに赤く染まった

赤い雲の帯を横切るように、月が沈んでいった