上海で知った日本の味

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すき家の「うな牛」
 
猛暑が続いている。
立秋が過ぎて暦の上では秋だが、真夏そのものだといっていい。
 
暑さを乗り切るための料理といえば、やはり「うなぎ」だろう。
うなぎといえば、私には上海での思い出がある。
上海では日本の味が恋しくなると、よく「すき家(中国では食其家という)」に行っていた。
 
私がよく行くすき家のメニューに「鰻魚牛肉飯」があった。
メニューの写真を見れば、どんな料理かすぐにわかる。
うな丼に牛丼の肉が加わったもので、見てすぐに「何じゃこりゃ。こんな取り合わせがあるわけないだろう」と思った。
ずっと食べずにいたが、夏の暑い日、「よっしゃ、ここはいっちょうスタミナをつけるか」と注文した。
 
これがけっこういける。
うなぎと牛肉をいっしょに食べるのは無理だが、うな丼を食べてから牛丼を食べるという順序でやると、2つの丼が連続して食べられる。
グリコのキャラメルのように「1粒で2度おいしい」といった具合だ。
 
日本でのその料理「うな牛」(890円)を先日、南海電鉄天下茶屋駅前にあるすき家で食べた。
店員は外国人ばかりで、中国人客も多かった。
上海で知った日本の味を、久しぶりに中国のような雰囲気で楽しむことができた。
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