
きょうから8月、夏真っ盛りだ。
夏の風物詩となっている昆虫といえば、何といってもセミだろう。
この時期に活躍するのが、「シャーシャーシャーシャー」と鳴くクマゼミだ。
たくさんのクマゼミが一斉に鳴く様は、木から鳴き声が降ってくるようで、「せみ時雨」というにふさわしい。
けさ、少し早めに家を出て、駅前の木に止まっているクマゼミを探した。
セミは「声はすれども姿は見えず」だと思っていたが、じっくり探すと意外に近いところで鳴いていた。


夏の昆虫であるセミでも暑さは苦手のようで、止まっているのは決まって日陰だ

木にぶら下がるようにして前進するクマゼミ。忍者のような動きをする

近くの木にあったセミの抜け殻。中身のない殻が木にへばりついているのは、少々不気味ではある