土曜の朝の赤ちょうちん

新しい職場に移ってから、仕事帰りには大阪駅の南にある駅前ビルの地下街を通って地下鉄の駅まで歩いている。
そこには小さな飲食店が数え切れないほど並んでいる。
赤ちょうちんの誘惑が至る所にあり、「ここで飲んではいけない。真っ直ぐ帰るんだ」と自分に言い聞かせながら帰る毎日だ。
 
きのうは新しい職場で初めての土曜出勤の日で、朝の赤ちょうちんはどうしているのかと探してみた。
当然のことながらその数は少なく、ぶら下がっていたちょうちんも、前夜の疲れを癒やすために眠っているかのようだった。
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縦長の典型的な赤ちょうちん。周辺の店はすべてシャッターを閉じている
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ホルモン焼きの店の丸い赤ちょうちん
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これは中国系の赤ちょうちんだ。中国で赤はめでたい色とされている。「吉祥如意」は「縁起がよく思い通りになるように」という願いを込めた言葉だ
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この店は仕込みを始めていた。赤ちょうちんは「朝もおちおち寝ていられないな」といったところだろう
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これは赤ちょうちんではないが、味わい深いちょうちんだ。上部がほこりをかぶっていて生活感がにじみ出ている