中国写真館その19 作ることは生きることだ

上海の路地裏を歩いていると、時々、食事中の人を見かけることがあり、「食べることは生きることだ」と思う。
それなら「料理を作ることも生きること」だろう。
路地裏では家の外に流し台やコンロがある場合も多く、夕飯時ともなれば、あちこちで料理を作っている人を見かける。
料理をしている人は生きるための力を作り出しているようで、見ている私も「さて、きょうは何を食べて元気をつけようか」という気持ちになる。
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お父さんとお母さんが料理の下準備をし、娘さんがその傍らで宿題をしている。当事者の思いは別にして、こんな幸せそうな光景はそうないと思う
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2人で野菜の皮をむいている。嫁と姑だと思われるが、関係は良さそうだ
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共同の水道で米をとぐ若い女性。この写真を見た上海の若者は、「これは本当に上海なのか」と言った
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大きな魚を洗う女性。さぞ豪華な料理が出来上がるのだろう
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はっとするような美しい女性が料理をしていた。おずおずとカメラを向けた
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これは小さな食堂の厨房だ。換気扇の隙間から日光が筋になって差し込んでいいる