6本の煙突と沈む夕日
「煙突の背後に沈む夕日を撮るなら今しかない」、そんな気持ちで石津川の駅から歩いて行った。
その結果、驚くような幸運に巡り合うことができた。
午後6時すぎ。太陽が雲の陰から煙突の間に顔を出したときには、厚い雲が空を覆っていた。「こりゃ、あした出直しだな」と思っていたが…
雲は急速に消えていき、20分ほど経過して、太陽が左から2番目の煙突の後ろに隠れたころには快晴に近い空になった
日の入りの時刻(きのうは午後7時15分)の10分ほど前。消えていた雲が湧いてきて赤く染まった。「雲が都合よく消えたり湧いたり、こんな幸運もあるんだなあ」と思った
日の入りの時刻から15分ほど経過したころ。空も雲も青紫に色を変え、夜の部が始まろうとしていた