上海の西部の大きな湖・淀山湖で、私は2年余りにわたって夕景を中心に写真を撮り続けた。
その合間には、湖のほとりの風景にもカメラを向けた。
巨大な経済都市・上海の一部とは思えない穏やかな風景は、いつも私の心を癒やしてくれた。
湖の防波堤と対岸の向こうに沈む夕日。防波堤は下に隙間があるので、漁場を分ける仕切りなのかもしれない（2015年8月1日撮影）
防波堤には簡単に入ることができる。左が湖の本体で、右が隔てられた漁場だ（2016年8月7日撮影）
湖の脇に造られた養魚場とそのほとりの家。養魚場はちゃんと稼働しているとは思えなかったが（2016年8月7日撮影）
夜の養魚場。不気味な雰囲気が漂っている（2014年10月5日撮影）
湖の近くの家並みと水路で舟をこぐ女性。漁村の女性はたくましい（2014年11月15日撮影）
生活の場となっている舟も浮かんでいる。湖岸には文字通り水とともに生きている人たちがいる（2015年9月27日撮影）
湖と菜の花。湖岸の田んぼでは春になると菜の花があちこちで咲くが、湖に面した場所に咲く菜の花は珍しい（2015年3月22日撮影）
