中国写真館その12 東海大橋の朝と夕

上海の南東の海上に大洋山島と小洋山島が浮かんでいる。
2つの島は埋め立てられて1つになり、「洋山深水港」という巨大なコンテナターミナルになっている。
 
この島と上海をつないでいるのが「東海大橋」だ。
橋の総延長は32.5キロで、世界で3番目に長い橋だとされている。
この橋は上海の空の玄関である浦東空港から日本へ向かう際(南寄りの風のとき)、飛行機の窓からよく見える。
 
私は空から眺めながら、「一度、あの橋を間近に見てみたいものだ」と思っていた。
しかし、橋のたもとへは地下鉄はおろかバスの便もなく、不便なことこの上ない。
それでもなんとかと思い、一度はタクシーを利用し、一度は歩いて行って、朝と夕方の東海大橋を撮影した。
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201512日に東海大橋の日の出を撮りに行った。地下鉄の駅に近いホテルから1時間半余り歩いてたどり着いた。時間の余裕がなく、隅っこに朝日を置くしかなかった
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しばらく待つと太陽が橋の上に顔を出した
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夕方の橋を撮りにタクシーで行った。冬場なので日の入りの方角が南に寄り、海岸に接するように太陽が沈んでいった(2014122日撮影)
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夜の東海大橋。湾曲した橋の上に明かりがずらっと並び壮観だ(2014122日撮影)
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東海大橋の日の出を撮りに行ったとき、橋の手前で撮影。空と干潟の水が赤く染まった