中国写真館その11 崇明島の広大な田園風景

中国一の大河・長江の河口に崇明島がある。

島といっても実際は中洲だが、その面積は1225平方キロで、日本の沖縄本島より大きく、中国では台湾島海南島に次ぐ3番目に大きい島だとされる。

 

私はこの島の広大な田園風景が好きで、時々、長江を渡って行っていた。

特に最初に行ったときに見つけた田んぼはスケールが大きく、見るたびに「やっぱり中国はでかいや」と思った。

その田んぼは四季折々の表情を見せてくれた。

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田んぼの主役はやはり米。黄金色の稲穂がこうべを垂れ、実りの秋を迎えている(20141018日撮影)
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この田んぼでは二毛作が行われ、米の裏作として小麦が栽培されている。小麦の実りの色は米より淡い(2014529日撮影)
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小麦が芽吹いたばかりのころ。春の訪れが感じられる風景だ(2015310日撮影)
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米の収穫が終わった田んぼ。冬の足音が聞こえ始めている(20131116日)
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この田んぼに行ったときは、必ず日が落ちるまでいる。待っているとこんな光景が広がることもある(2015310日撮影)