3日前の日曜日に大和川へ行ったとき、南海高野線の鉄橋まで足を延ばした。
思っていたよりはるかにいい感じだった。
この鉄橋の朝を撮りたいと思い、けさ出かけた。
日の出が早くなって条件は厳しいが、この機を逃すと半年以上待たねばならなくなる。
鉄橋のたもとに着いたのは午前6時すぎ。
きょうの日の出の時刻が5時53分なので、周辺はかなり明るかった。
チン電の撮影と同じように、太陽が昇る方角にレンズを向ける。
電車は次々にやって来る。
しかし、うまく撮れない。
この時間だと空と川以外は黒く写るので、どうしても橋と川の絡みを狙わざるを得なくなる。
そうすると電車の窓から向こう側の空がうまく抜けない。
「やはり時期が遅すぎたか。きょうはこれくらいにしといてやるわ」と、撮影場所を橋の東側に移した。
すると…。
これがなかなかいいアングルになった。
川面にほとんど波が立っていないため、橋と電車が鏡に映ったように見える。
いやはや、単純なことを見落としていた。
天気がよくて、流れが穏やかなときは、変に小細工しないほうがいいようだ。
いい勉強になった。
橋の西側から橋と電車を狙う。きょうはこれが精一杯といったところだ
この橋は泉北高速鉄道の電車も通っている。私にはこの電車が蛇のように見えてならない