中国写真館その4 上海の菜の花

2014年に陝西省15年に浙江省と当時住んでいた上海から遠出をして菜の花を撮影した。
16年にも菜の花撮影の旅に出たかったが、金銭的、時間的な余裕がなく断念した。
それでも「上海にだって菜の花はあるだろう。この際、地元の良さを見直してみよう」と思い、田園地帯が広がる市西部の青浦区へ向かった。
上海は中国一の大河・揚子江の河口域にある町だけに、水と菜の花の絡みを心ゆくまで追いかけることができた。
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幅の広い用水路の脇にぽつんと小屋が立ち、その周辺に菜の花が咲いていた。春本番を強く感じた
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菜の花に彩られた用水路を舟をこぎながら進むおばさん。舟はコンクリート製だ。「泥舟に乗る」という言葉があるように、泥の舟は危ないものだとされるが、コンクリートの舟でも立派に浮かぶんだと感心した
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舟が通えないほど細い用水路の脇に菜の花が咲き乱れていた
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またげるほど細い用水路と並行して菜の花が並んでいた
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菜の花の向こうに沈もうとする太陽。春らしくおぼろに霞んでいた