きのうの夜、中崎町の商店街から脇にそれて天神橋筋六丁目の駅に向かっていたとき、民家のような商店の玄関先にある紅白の梅を見つけた。
早速、けさ行ってみた。
玄関先の梅の花。鉢植えで、なかなか風流な趣味だなと思わせる
ここの梅は白梅が花を数多くつけている
紅梅はつぼみが多く、三分咲きといったところか
この家には「洗張ゆのし」の看板が掛かっている。
何の店かわからなかったので調べたところ、洗張は和服の洗濯方法の1つで、洗が洗い、張は仕上げの工程のことだった。
そして、ゆのし(湯のし)は張の仕方の1つらしい。
洗張ゆのしをすると、通常は数万円の費用がかかるという。
高級な和服を取り扱う店に違いない。
家の造りも歴史を感じさせる。
おそらく何代にもわたってこの仕事を続けているのだろう。
日本の伝統を受け継ぐ家なら、玄関先の風流な紅白の梅も納得がいく。
洗張ゆのしの店。趣のある家だ