いや~、昨夜は久しぶりに失態を演じてしまった。
仕事帰りにちょっと一杯のつもりが深酒に。
いつもの天下茶屋駅で午後11時39分発の特急サザンに乗ったところまでは覚えているのだが…。
いつのまにか眠ってしまい、ふっと目が覚めると終点の1つ前の和歌山大学前駅だった。
終点の和歌山市駅に着いたのは日付が変わって午前0時34分。
当然、引き返す電車などあるはずもなく、タクシーで帰れる距離ではない。
ということで、和歌山市で一夜を明かす羽目になってしまった。
どうやって夜を過ごしたかは別にして、どうせなら朝の紀の川を撮ろうと、わずかな睡眠を取っただけで、寒風吹きすさぶ中を歩いて行った。
今月初めに岡山から四国経由でUターンしたとき、紀の川に架かる鉄橋を見て、いつかは撮りたいと思っていた。
しかし、こんな形で来ることになるとは思いもしなかった。
失態の挙句で、なおかつちゃんとしたカメラもない状態だと、さすがに天も味方してくれないようで、曇り空の下でのつらい撮影となった。
鉄橋のたもとに着いたのは午前5時半ごろで、辺りはまだ真っ暗だった。満月から少し欠けた月が雲の合間に顔を出したので見上げると、下の雲が赤く染まっていた。ちょっと不気味な光景だ
午前7時を過ぎてから明るくなった。手前が下り線の鉄橋だ
上り線の鉄橋をかわいい電車が渡る。加太線の電車だ
けさはずっとこんな天気だった。紀の川は私が考えていた以上に大きな川だった