ひっそりとたたずむ「白龍大神」の御利益

きのう岸和田天神宮で写真を撮った。
神社といえば私が勤めている中崎町の会社の近くにもある。
「白龍大神」だ。
ここは神社というイメージには程遠い規模で、祠だといっていい。
路地裏のわかりにくい場所にあり、ひっそりとたたずんでいるが、意外に存在感があり、観光客が訪れることも少なくない。
路地の入り口にある案内板の説明によると、白龍大神は社の下に白い蛇が住んでいることから、別名「みーさん」と呼ばれているという。
みーさんのみーは干支でおなじみの「巳」だ。
「住んでいる」と現在形で書いてあるので、今もそこにいらっしゃるのだろう。
御利益は商売、芸術、健康、子宝、人と人の縁だそうだ。
私はこの白龍大神の御利益をいただいたことがある。
去年の6月から8月にかけて、私はある得意先への御用聞きを担当していた。
印刷の仕事をもらいに行くのだが、仕事があろうとなかろうと行くだけは行く。
仕事がもらえるのは、週に1日あるかないかという状況だった。
ある日、私は白龍大神の前を通りかかり、「商売も御利益の1つなのか。ひとつお願いをして行くか」と思い、わずかばかりの賽銭を入れて拝んだ。
するとその日は仕事があった。
毎日お願いしては御利益もなくなると思い、たまにしか行かなかったが、行った日と行かなかった日では、仕事のゲット率に明らかな差があった。
中崎町を見守る神さまである心の広い「みーさん」は、私のようなよそ者も分け隔てなく見守ってくださるのだろう。
イメージ 1
路地裏にたたずむ白龍大神。手前は「延命菩薩尊」で、奥の赤い鳥居が白龍大神だ
イメージ 2
龍大神。細い路地に沿っているためか、鳥居もかなりスリムな作りになっている
イメージ 3
そびえ立つ御神木。イチョウの古木だ。もうすぐ12月だというのに、御神木の葉はほとんど色づいていない
イメージ 4
御神木らしく幹の根元にしめ縄が巻かれている