おとといの朝、浜寺公園の脇でチン電を撮ったあと、公園を少し歩いてみた。
天気がよく、台風21号の烈風に耐えた松が元気に来園者を迎えていた。
公園の北西の端、浜寺大橋に近い場所に10本ほどのサクラ並木があり、けっこうきれいに色づいていた。
こうした小規模な並木は、つつましいたたずまいで好感が持てる。
ただ、モミジやイチョウが同じ色に染まるのに対し、サクラは葉によって色が微妙に違うため、目にも鮮やかにというわけにはいかない。
サクラはやっぱり春で、秋の紅葉は「春をお楽しみに」というあいさつがわりなのかもしれない。
浜寺公園の北西の端あるサクラ並木。サクラの名所というには程遠いが、春になれば近所の人たちが花見をするのだろう
青い空と赤い葉、定番とはいえいい取り合わせだ
背景が暗いと色づいた葉が引き立つ。所々に虫食いの穴がある葉は、秋が終わり冬を迎えたという寂しさを感じさせる