雨の公園で見つけた秋の名残

きのう、イチョウを語るついでにサクラの話をした。
そのとき「あのサクラは今ごろどうなっているんだろう」と思った。
それは中崎町の商店街の脇にある「黒崎町公園」のサクラだ。
小さな公園に数本のサクラ(多分、ソメイヨシノ)の木があり、春先には近くの人たちの目を楽しませてくれる。
けさは雨模様の天気だったが、しっとりと濡れたサクラも悪くないと思い、出勤前にちょっと寄ってみた。
ここのサクラの紅葉はそれほど進んでいなかった。
上部の葉は色づいているのだが、下のほうはまだ緑が濃かった。
しかし、サクラの下には落ち葉がたくさんあった。
この公園は清掃担当の人がいるはずだが、気を利かせて残しているのだろう。
色づいたあと落ちて雨に濡れた葉は寂しげで、秋の名残のように感じられた。
立冬からすでに半月が経過している。
もうすぐ12月だ。
秋がどうのこうのという季節ではないのかもしれない。
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サクラの木の周辺に広がる落ち葉。びっしりと敷き詰められ、落ち葉のじゅうたんのようだ
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滑り台の上に落ちた葉。滑り台の青の上で、赤や黄色の葉が引き立って見える
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滑り台の上から手を伸ばして赤い葉を撮った。周りの葉はほとんど色づいていない