海と太陽

きのうの仕事は結局、深夜2時近くまでかかった。
きょうはさすがに体調が悪く、会社を早退して午後3時前に家に帰った。
体調が悪いといっても、動けないほどではない。
せっかく時間ができたのだから、これまでに行ったことがないエリアで写真を撮ろうと思って地図を見た。
私は海から昇る太陽、海に沈む太陽を撮るのが好きだ。
大阪で海に沈む太陽を撮るのは1つの課題だと思っていた。
いま住んでいる岸和田の家から海までは直線距離で1キロもない。
しかし、このあたりの海岸はそのほとんどが工業地帯になっていて、海岸に近づくのは容易ではない。
そして、大阪の海岸線は和歌山に向かって北から南へ延びていると思いきや、実は北東から南西に向かって、斜めに45度近く傾いている。
ということは、この時期の太陽は海岸線の近くに沈むことになる。
で、前方に障害物がない海岸を探そうとすると、これがなかなか見つからない。
開き直って、それならその障害物をあえて入れてやろうと思った。
そう考えるといい場所が見つかった。
岸和田のすぐ南にある貝塚市の「二色の浜公園」だ。
電車で行くと歩く距離が長く、日没に間に合わないので、原付を飛ばした。
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あえて入れようとした障害物は関西国際空港連絡橋だ。日の入り(きょうは午後453分)の20分ほど前。橋の向こうの島と岩礁がほんの少し浮いているように見える。蜃気楼だ
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日の入りの10分ほど前。厚い雲が縞状にかかっていた。橋の向こうに見えているのはは淡路島だ
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日の入りの5分前。太陽が橋のすぐ上に来て、向こう側から照らす形になり、橋の輪郭がはっきりと見えてきた
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太陽が沈むころから急に雲が多くなった。けっこう不気味な空だった
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二色の浜公園は大阪府で随一の海水浴場だという。砂浜は1キロほど続いている。潮干狩りやバーベキューも楽しめ、週末はこの時期もにぎわう