撮影の賞味期間はまだまだ尽きず

きょうも朝早くから、いつもの浜寺公園の脇に行った。

まさに「いつもの」場所だ。

このポイントは冬場に日の出の方角が南に寄ると撮れないと思っていた。

けさは今シーズン最後かなと思って出かけた。

行ってみると、やはり日の出の時刻が遅くなったことで、これまでと勝手が違う。

この時間の電車ならこんな空だろうという経験則がうまく機能しない。

といっても、空の変化がこれまでより遅い時間の電車に対応しているだけのことだが。

で、太陽が昇ってから撮れる場所を探すと、意外にたくさんあった。

単純に少し北に移動すれば撮れる。

線路の向こう側の住宅はほとんど気にならない。

場所は限られるものの、うまくすると冬場は通しで撮れそうで、撮影の賞味期間はまだまだ尽きていないなと思った。

考えてみれば当たり前のことだが、「ここではこんな写真を撮らないといけない」と思い込むと視野が広がらない。

日の出、日の入りの風景は季節による変化が大きいので、柔軟に考えることが大切だ。

 

下りの始発電車。これまで何度もいい感じの写真を撮ったが、きょうは真っ暗だった

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日の出(きょうは午前624分)の20分ほど前。ようやく空が白み始めた
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ほぼ日の出の時刻。空に薄い雲がかかって赤く染まった。このポイントのお別れのあいさつかなと思ったが
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撮影場所を少し北に移動。日の出から30分以上経過して、ようやく太陽が電車の向こうに顔を出した。まだまだこれから先も撮れることが確認できた
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