天満カーブを再訪したけれど…

きょうの夕方、JR大阪環状線天満駅の近くを走る電車

きょうの仕事帰りに、JR大阪環状線天満駅へ行き、ホームから電車を狙った。

この駅の西側の線路がいい感じの曲線を描き、私はそれを「天満カーブ」と呼んでいる。

先月の初めに行って、夕日との絡みを狙い、まずまずの成果を収めた。

それに味を占め、日の入りの方角が少し南寄りになるともっといいのではと思っていた。

ところが…。

 

行ってみると、線路脇のビルが夕日をさえぎり、光が線路に届いていたのは、ホームから遠く離れたカーブそのものだけだった。

場所が大阪市の中心部だけに、周囲の建物が影響を及ぼすのは当然で、読みが甘かったとしかいいようがない。

「天満カーブを再訪したけれど…」、それがきょうの結末だった。

ホームの端でスタンバイしたのは、日の入りの時刻(きょうは午後7時ちょうど)の40分ほど前だった。電車の側面を夕日が照らしているが、手前の線路が日陰になっているのが誤算だった

USJのラッピング電車がやって来た。車体に広告が描かれているので光の反射が鈍い。これはこれで味があるとは思うが

夕日が高層ビルの背後に隠れたのか、日の入りの30分ほど前なのに線路に光が届かなくなった

しばらく粘ったが、線路に光が戻ってくることはなかった。そうこうするうちに、日の入りの時刻が近づき、空に漂う薄い雲が赤く染まった