三度目の正直を実感

きのうの夕方、阪堺電車今池駅付近を走るチン電

今週は月曜日からきのうまで3日連続で、朝は桜を撮り、夕方は阪堺電車今池駅の近くでチン電を撮るという行動を繰り返している。

桜は花盛りなので当然だとしても、チン電撮影にはちょっとしたいきさつがある。

 

月曜日の夕方、西成まで帰って西の空を見たら赤く染まりかけていた。

いつものポイントへ行ったが、肝心の電車が来ない。

そのうちに空が強烈に染まり、「チン電、早く来てくれ」と祈っているうちに空の色があせてしまった。

 

あまりのタイミングの悪さに、「このまま終われるか」と、おとといも行った。

しかし、この日は雲一つない快晴の空でほとんど染まらず。

 

半ば意地になって、きのうも行った。

狙ったのは3日とも今池駅を午後6時24分に発車する電車だった。

きのうも空の色が濃くなったり薄くなったりでやきもきしたが、かなり染まったときに電車がやって来た。

同じ時間に同じ場所へ行くこと3日、ようやくさまになる光景に巡り合えた。

「三度目の正直」を実感する撮影だった。

月曜日のチン電。真っ赤に染まった空がこんなになってしまった

おとといのチン電。快晴だとえてしてこうなる。空に「何も起きないよ。さっさと帰んな」と言われているような気がした