久々の場所から

けさのあべのハルカス

けさ早く目が覚めて外を見たら、雲ひとつないような好天に見えた。

「じゃ、あそこだな」と思い、すぐに機材を準備して出かけた。

あそこというのは、JRの新今宮駅から天王寺駅へと続く幹線道路の脇で、いま住んでいるマンションに引っ越した直後に行ったきりになっていた場所だ。

そこからだと、あべのハルカスと道路を走る車をともに撮ることができ、車のライトが光の筋を描く。

久々の場所から、ほんの少しだけ撮影した。

スタンバイしたのは日の出の時刻(きょうは午前6時45分)の25分ほど前だった。このときは車が信号待ちで止まっていた

空が明るくなると、車のライトが描く光の筋が撮りにくくなり、あべのハルカスに狙いを絞った

やがて厚い雲が北から流れてきて、不気味な雰囲気になった。赤く染まる雲だとは思えず、日の出の時刻を前にして、撮影を終了した