節分の風習で新旧対決

きょうの昼、職場の近くのコンビニで節分にちなんだ商品を買った

きょうは節分だ。

この日の風習といえば、私は幼いころから「豆まき」と教わってきた。

小学生の低学年のころまでは、家族で「鬼は外、福は内」と声を上げながら豆をまいたものだ。

ところが、今世紀になってから「恵方巻き」という新参者が幅を利かせるようになった。

私は恵方巻きはコンビニ業界の陰謀だと思っていて、できればスルーしたいと考えている。

そうはいいながら、そんなに目くじらを立てるほどのことでもないかという思いもあり、なんだかんだで毎年、恵方巻きを食べている。

 

ということで、今年は違和感ありありの「恵方巻き」となじみ深い「豆まき」という節分の風習の新旧対決をやってみた。

昼休みに恵方巻きの黒幕であるコンビニへ行き、2つの商品を買った。

コンビニ(ファミリーマート)の恵方巻きは「海鮮恵方巻き」(税抜き500円)だった。通常の巻きずしの半分の大きさでこの値段は言語道断だ。しかし、陰謀だから仕方ないと諦め、陰謀に乗っかって、南南東の方角を向いてかぶりついた。値段が高いだけあってうまかった

コンビニで店の人に「豆まきの豆はありませんか」と聞いたところ、「うちにはそんなものはありません」と冷たく言われた。仕方なしにスナック菓子のコーナーを見たら、「ミーノ大豆しお味」(税抜き182円)という商品があり、「大豆の形が残っているならそれでいいか」と思って買った。節分の豆は年の数だけ食べるという風習があるが、袋に入っていた大豆の数は私の年の数よりかなり多くほっとした