けさ、タイムサービスのすしを買いにスーパー玉出へ行ったあと、猫を探しながら帰った。
松乃木大明神に猫はおらず、上町断層の階段にもだんちゃんの姿がなかった。
仕方なしに家の近くの路地に面したアパートへ行った。
そこでは数匹の猫が面倒を見てもらっている。
アパートの通路をのぞくと、すぐに3匹の猫が出てきた。
1匹は建物の隙間に姿を隠し、2匹がこちらを見ていた。
そのうちの1匹はだんちゃんの兄弟と思われる猫で、ここの猫の兄貴分といった存在だ。
その猫は「俺が話をつけてくる」とばかりに、こちらに向かってのしのしと歩いてきた。
その姿を見て、「俺の縄張りに何の用だ」と言われているような気がした。