きのうの朝、家を少し早く出て松乃木大明神へ行った。
境内にいたのはにいやんだけだったが、しばらくして母猫と西一がやって来た。
3匹の猫がどうするのか見ていると、母猫とにいやんは境内から出て行き、西一だけが残った。
西一は近松門左衛門の石碑の前に陣取った。
境内の西の部分であるその一帯は西一の縄張りのような場所だが、寒さが厳しくなってからはそこで西一の姿を見ることがなくなっていた。
西一は江戸時代の大名が領国に帰ってきたようなもので、「久々のお国入りだな」と思いながらカメラを向けた。