朝日を浴びるケヤキの大木

天王寺公園の池の脇に立っていたケヤキの大木

紅葉がピークを迎えている。

ピークというのは坂を上り切ったところで、そこを過ぎると下りとなる。

ということで、紅葉もやがてピークを過ぎるわけで、「早く撮らなきゃ、時期を逸する」とせかされているような気になる。

そこで、けさも家を少し早く出で、とりあえず近場を逃してはと天王寺公園へ行った。

しかし…。

 

日の出の時刻が遅くなって、午前7時すぎに公園に着いたときはほとんどの木が日陰から抜け出していなかった。

「こりゃ困ったな」と思いながら、勝手知ったる池のほとりに行ったところ、公園の管理事務所の脇に立つ大きなケヤキが朝日を浴びていた。

ケヤキは2本あり、20メートルを超えるような大木で、1本は赤、もう1本は黄色に染まっていた。

ケヤキは迫力があり、「けさはこれが撮れれば十分だな」と思い、大きな木を見上げた。

木の根元から上を見た。ケヤキとしては標準的な大きさなのかもしれないが、園内ではかなり目立つ存在だ

染まった葉に隠れるようにして、あべのハルカスが見えていた

木の下に小鳥が飛んできて、ちょこちょこと動きながら餌をついばんでいた