きょうの夜は皆既月食が見られた。
月食自体はそれほど珍しい天体ショーではない。
しかし、きょうの月食は皆既の間に天王星が月に潜入する「天王星食」も見られるということだった。
日本で月食中に惑星食が見られるのは442年ぶりと聞き、「これを逃しては末代までの不覚」と思い、あべのハルカスを望む高速道路の高架下でスタンバイした。
空が晴れてさえいれば、月食は確実に撮れる。
しかし、太陽系第7惑星の天王星は6等級で、肉眼では見えないような暗い星が月に隠れる様子を撮ることができるのか。
月食だけだとちょっとな。
そんなことを思いながら月を追いかけた。